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そら、こうなるよね。

僕達がマルタ共和国から帰国して、日本で生活するうえでの暗黙の了解。

無い物は作る。
何もなかったから、いろんなものを作った。
食べ物がないから種を蒔き、材料が無ければ山へ行き、木を切ったり竹を切ったり。
そんな時間が楽しく大好きだった。
そのおかげで物の価値がわかるようになった。
見てるだけじゃわからない。
実際に自分で作ってみて初めて価値がわかる。
インドへ行きヘナができるまでの行程を見た。
いつだったかな、ある人が私はインドへ行ってヘナの畑を見ていないからうしろめたいみたいな事を言っていた。
インドへ行きヘナを見る。
そんなことするよりも、自分でヘナの種を蒔き収穫して乾燥させて粉末にするところまですることの方が大事だと伝えた。
そう、僕達がずっとひっかかっていたこと。
それをやってない。
サロンで確実に一番使う量が多い植物。
それを自分たちで育てていない。
育てたい、いや、育てたいなんておこがましい。
その子(植物)が自然にかえれるように少し手を入れる。
その為には自分達が自然を観察し、天体を観察し、その流れに溶け込めれば収穫のタイミングや、いろんなことが感じれるはず。
自然が全てを教えてくれる。
そんなHennaを使いたい。
そして、沢山の人とこの体験を分かち合いたい。
まずは3月。