まず最初に何から話せばいんだろう。
    この物語は本当にあったノンフィクションですって言っといたほうがいいくらい、そんな事ってあんの?っていう出来事です。
    僕たちは滋賀県北部の鍛冶屋町という里山で、ケミカル薬剤を一切使わずに全て植物で施術するpocapoca
    という美容室を営んでおります。
    この美容が世界中に広まれば、世界は今よりもハッピーになるとマジで思っています。
    なので、この方法を全世界に広めるために TSUKI ACADEMY
    という美容師さん向けの学校と、旅をしながら各地に広めていく TSUKI CARAVAN をしています。
    そのかたわら、お月様に導かれながら世界各地で、その土地の人とつながるものづくり Tsuki と、バイオダイナミック自然栽培の薬草畑をしています。
    そして、pocapoca やTSUKI ACADEMY
    で使用する植物は、ほとんどのものを自分たちで育てています。
    楽しいなぁシリーズと、なんだこれは、だっふんだぁシリーズを読んでいただくと話がわかると思います。
    https://www.pocapoca-ayurveda.com/2017/05/15/楽しいなぁ/
    https://www.pocapoca-ayurveda.com/2017/07/20/なんだこれは-だっふんだぁ/
    旅の始まりはこんな感じ。
    どのくらい前やったやろ、自分たちが一番多く使う植物 Henna を育ててないやん!
    でも滋賀の気候やと無理やしなぁ、ハウスで育てる?
    なんか違うけどやらんよりもいっかぁみたいな。
    なんだかんだで1、2年?宙ぶらりんな状態。
    また出てきた、Henna を育てたい。
    https://www.pocapoca-ayurveda.com/2018/02/12/そら-こうなるよね/
    多分、心の声が漏れてたんやろなぁ、大ちゃんがキャッチして、いいねぇ、作ろうよ!
    スイッチ入りました。
    どこで作る?
    沖縄?
    いや、与論島でしょ!
    そう、与論島は神がかった島、以前、月に導かれて行ったこの島で、ここの土地のひちたちと一緒に何かをしていくと感じた場所。
    早速飛行機のチケットをとり、与論島の盛さんとえっちゃんに連絡。
    元気かなぁ。
    このタイミングで、この前満月の日に与論島で仕込んだ月桃のバランスクリームが完成!
    やばーい、超香り高い満月のTsuki 、やっぱり精油を使わない方がスムーズに入り込むなぁと実感。
    みんなに渡すのも楽しみ❣️
    さて、与論島に行くには沖縄で一泊してから1日1本しか出ていない朝7時の船で出航っていうスケジュール。
    沖縄で時間あるから、美味しい沖縄そばと、日本初のHenna農家さんに会いに行こうと計画。
    関西空港が朝6時だったか7時だったかのフライトやから、前乗りして空港で飲み明かして出発やな。
    思ってたよりも朝までやってるお店やさんが空港の中にはなく、確か2時か3時頃までウイスキーと瓶ビールでいい感じになり、お店から放りだされて仕方なく寝床探し。
    いいとこあったねっていいながら、空港の床に寝袋をひき出発1時間前に目覚まし。
    朝起きてチェックインカウンターに行ったら、時間切れです、みたいな。
    え?
    余裕かましてたら全然余裕じゃなかったみたい。
    どうしよう。
    そしたら、受付のお姉さんの後ろでパソコンを忙しくたたいてた人が、通しちゃって!なんとかするから、みたいな。
    そんでもって、走れ〜❣️
    ドタバタで飛行機に乗り込み、無事に沖縄到着。
 
    
まずはレンタカーで車を借りて、沖縄そば。
 
    
    そして、沖縄のHenna農家さんに会いに車を走らせると、ほうほう、なるほどね、こういう場所で育ててるんやね。
    会いに行った農家の仲里さん、8年前から自分で育てて収穫して、乾燥させて粉末にして製品にするまでを試行錯誤しながらここまできたそうな。
    実際にHenna とIndigo の畑を見せてもらい、乾燥の仕方、粉末の仕方を教えてもらった。
    目からウロコの話がいっぱいで、やっぱり自分でやる事で分かる事がたくさんあるんやなとしみじみ。
    僕たちもHennaを育てたいんですって事を話してたら、仲里さんが、じゃぁ、僕が土地を借りるからそこで育てればいいじゃん、みたいな。
    え?いいんですかい?
    丁度、僕達が1年で消費するだけのHennaやIndigoの量を作れる土地をこれから畑にするかどうか迷っていたとのこと。
    仲里さんが一言。
    なるほどねぇ、これは君達が来るからこの土地がやってきたんやね。
    そういう事を言っちゃいますか。
    続けて、そういえばやんばるの一番北のところで、2000坪の土地にシークヮーサーの果樹園と家があって、そこを管理してるおばぁちゃんが、誰か私の代わりに管理してくれる人はいてないかねって探してたなぁ、無料で。
    隣にいた大ちゃんの頭の上にビックリマーク❗️がマジで浮かんでた。
    そして僕に、きたねぇ、今回はこのためにきたのかもって囁く。
    僕にはまだ、そんなに響いてない話やったけど、ビックリマークにびっくり。
    ん?待てよ。
    やんばるの2000坪の土地を自由に使っていい?
    しかも果樹園がある?
    家がある?
    無料?
    やばくないっすか。
    て、ことは、僕達がやりたいリトリートもできるし、果樹園を自然栽培にして出荷もできるし、住めるし、Henna 育てられるし。
    だんだん膨らんできた。
    大ちゃん、きたね!
    僕達は仲里さんに、また滋賀に戻ったら連絡します、ありがとうございましたと言い残し、国際通りへ向かった。
    次の日の朝7時出港の与論島行きの船に乗るまでの間、飲み明かす計画。
    車の中は、もしも話しで大盛り上がり。
    もしも沖縄で果樹園ができたら、自然栽培にして出荷して、長期の休みは家族で沖縄で過ごしてめんそーれして。
    もしも沖縄でリトリートができたら、TSUKI ACADEMY もこっちでやる授業をつくって、天体と自然を観察して、めんそーれして。
    もしも沖縄でめんそーれができたら、あんなめんそーれして、こんなめんそーれして。
    思わず大ちゃんとハイタッチ。
    さぁ、飲みますよ!



