植物を使い仕事するようになり、農業や林業の方達と繋がり、共通して大きな問題を抱えていることを知る。
第一次産業(農業、林業、漁業など)がうまく回っていない。
若い世代が農家になる動きが何年か前からあるけど、30代後半から40代にかけて辞めていく人も多い。
一人の時は問題なかったけど、家族ができ、やっていけなくなる。
だから農家になりたいと思う人が少なくなる。
輸入品が増える。
植物が安く売買されている。
お米、野菜。
命を繋げていくものが安くなっている。
安いから大量生産をするしかなくなり、おかしなものができあがる。
捨てられてしまうものも増えていく。
おかしい。
ちゃんとした食べ物はちゃんとした価格じゃないと。
生産者を消費者が守らないと。
高いから買えないんだったら、作ればいい。
作ればいいって言ったって、そんな時間ないよ!
命を繋げてくれるものを作る時間がない。
じゃあ、毎日何を作っているの?
お金をもらうためのもの。
そして、そのお金で食べ物を買う。
ん?
なんかおかしいぞ。
頭がプスンプスンしてきたから、ちょいと休憩。
おかしな食べ物は作らないようにして、全ての食べ物をちゃんとした価値のプライスにすれば問題解決するんじゃないの?
ちゃんとした食べ物でちゃんとしたプライスのものは、半分国が補助してくれるとかはどうなんやろ?
そんな税金の使い方。
今までは自分の仕事以外の業種は変えられないと思っていたから、そこを変えられるのはその仕事をしている人と思っていた。
でも、一次産業の人と一緒に仕事するようになり、そこが抱えている問題も自分たちの仕事と深く関係していく。
この前、キハダの生産者さんたちと話をした。
やはり、次の世代が育っていない。
なぜか?
食べていけないから。
林業をする人が減ってきている。
山が荒れる。
どうすればいいんだろう。
僕たちの出来ること。
生産者さんにたくさん利益をもたらすには、仲介が少なければ少ないほど良い。
直接農家さんから買う。
安い輸入品を買わない。
僕たちの作っている Tsuki 。
全て自分たちで作っているものもあれば、農家さんと一緒に作っているものもある。
与論島で作っている Tsuki Yoron Henna 。
これから製品にしていく Indigo 、Kihada 。
これらは農家さんが深く関わっている。
ここに利益をおとさないと、これを作る人がいなくなる。
僕たちは仲介するだけ。
先ずは TSUKI ACADEMY 認定サロンと農家さんが繋がる。
全国の何十万店舗とある美容室の1%でも農家さんと繋がれば、結構なことになるんじゃないかなぁ。
何か出来ることがあれば知恵をいただきたいです。
活動されている方たちと繋がっていきたいです。
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