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大きな流れ part 4

朝の散歩から帰るとクリニックのマネージャーたちは、日本人がいないことに大騒ぎ。

軽くの散歩が気持ちよすぎて、1時間30分くらい漂っていたみたいで、これから外出するときは連絡してくださいと。

てへっ。

部屋へ戻ったら先ずは朝ごはん。

 

 

部屋っていっても食べれるようなスペースもなく、壁を見ながら食べるのもなぁと思い外に出て、みんなで階段で食べる。

ここが僕たちの食卓。

なかなかしっくりきて嫌いじゃないかも。

 

 

朝ごはんが終わるとオーナーが来てご挨拶。

亀仙人のじっちゃん。

包み込み感がはんぱないっす。

 

 

続いてドクターが来て、問診、脈診、治療の内容を決めていく。

スムーズにいくように日本にいるときにたくさんの質問に答えて、それをデータで送って欲しいと言われていたけど、問診当日ドクターがそのデータを忘れたみたいで、一から問診。

やるやん。

 

 

治療内容が決まり、ドクターが統括セラピストに伝える。

 

 

お昼ご飯。

治療食の割には結構チリが効いていて、超美味しい。

 

 

午後からトリートメントスタート。

1日2回のトリートメント。

先ずはアビヤンガ(オイルマッサージ)から始まり、ナスヤ(コットンに薬用ハーブなどを包み、燃やした煙を鼻から吸い込む)。

 

 

ここまで淡々と書いたけど、実は突っ込みどころ満載。

もう少し溜まったところで吐き出していこう。

セラピストのアジャと一緒に。

超気持ちいい気候と、初めてのトリートメントで、みんなナイスな緩み加減。

 

 

1日目がゆっくりと過ぎ、次の日朝何時やろ、まだ暗いうちからドアをノックする音で目が覚め、開けるとセラピストがメディスンを持って立っている。

 

 

これを朝から一気飲みなんやけど、ゲキマズで鼻呼吸せずに飲み干す。

ばっちり目が覚めたから、まだ暗いけど外にでてヨガ。

そして朝ごはんがスパイス効いていて激ウマ。

なんだけど、少しずつ疑問が。

 

 

今日のトリートメントが始まる。

アビヤンガからのシロダーラ(頭に薬用オイルや薬用煎じ液、牛乳などを頭に垂れ流す)。

シロダーラ超楽しみ。

さぁ、ここから吐き出していきますよ。

そして気づいた事がある。

まずはアビヤンガ。

アビヤンガって二人のセラピストが同時に同じ力、同じ動きで同じストロークの長さで施術していくんやけど、この二人全然違うやん!

違い過ぎて笑けてくる。

まずがたいが全然違う。

そら力の強さ違うやろ。

動きもスピードも全然違うし、まぁ、でも気持ちいいは気持ちいいんやけど。

でも、ダーラはほんまびっくりした。

額に暖かい煎じ液を垂れ流すんやけど、目にかかるっていう。

体びくってして、ちゃんと額ねらってくれよ。

ほんで、冷た!

額の上をダーラポット動かすスピードはやっ!

まじで笑けてきて、これで何十分も受けるの耐えれるかなぁ、なんて思ったらいつの間にか瞑想状態。

おそるべし。

ダーラが終わり、お次はスチームバス。

 

 

このボックスの中に入って、頭だけ外に出して薬用ハーブたちを圧力鍋で煮込んで、その蒸気をボックスの中に充満させるんやけど、これが超絶に気持ちいい!

スチームバス大好き!

ほけーっとしてるとセラピストが、一緒にきたもう一人の日本人男性の名前を聞いてきて、名前を聞くなりトリートメントルームからでていった。

まさか?

いやいやいやっと思いながら蒸されていると、ドアが開き、なかちゃん登場!(もう一人の日本人男性)

お互いびくっとして、だってドアあけたらボックスから頭だけでている人がいてるー!

 

 

 

写真は何年か前に研修中に撮ったやつやけど、まさにこの感じ。

笑けるよね。

あかん、もうめっちゃ面白過ぎて、この感じ大好き!

なかちゃん、めっちゃおもろかったとおもうわぁ。

だってドア開けたらこの光景やで。

くっくっくっくっ。

思い出してもよじれる。

あの時のなかちゃんの顔。

びくってしてたわ。

そしてまさかの、なかちゃんのトリートメントが目の前で始まる。

僕はボックスで蒸されているから、身動き取れずに、否が応でも目の前の光景を見るしかない。

目の前でなかちゃんがセラピストに服を脱がされ、ふんどしをつけられ、丸裸にふんどし一丁の男がベッドでオイルを全身に塗りつけられている姿を見続ける。

あかん、おもろい。

なにこの空間。

やばい。

一人はボックスから頭だけ出ていて、一人は裸で大股開かせたりされながらインド人にオイルをすりこまれ。

おもろすぎるやろー!

あー、しんど。

 

トリートメントが終わり、なかちゃんと二人外に出て今の光景を振り返りケタケタと笑いながらお昼ご飯。

 

 

みんなでお互いのトリートメントはどんな感じ?っていうのを話しながら、一つの答えが頭をよぎった。

ここはローカルクリニック。

インド人しか受け入れていない場所。

周りに家があったりしていて、特に静寂って感じはなく、トリートメントは植物のチカラはビンビンに感じるけど、手技は雑すぎて面白い。

今現在インドでのアーユルヴェーダクリニックはすごく少なく、ほぼ西洋のクリニック。

なぜか?

なんとなくわかった気がする。

 

さぁ、明日は占星術の世界へ。

楽しみ!